腰痛症例報告

30代男性『前屈みをすると左腰が痛む』症例

ビフォーアフター

患者

37歳 男性会社員

来院動機

家族からの紹介と口コミ

症状

自宅にて部屋の整理中、家具を運ぶ際腰に痛みが走る。

椅子からの立ち上がりや、前かがみ動作をすると左腰が痛みが出る状態。

様子を見ていたが、一週間を過ぎても痛みが残っており、この状態を何とかしたいと言う思いから来院される。

施術方法

初回ハイボルト検査と全身のバランス調整

2回目以降インナーマッスルEMSと腰部コンビネーション施術

考察

初回問診時にギックリ腰を疑うが、触診にて限局性の圧痛が見られず、腰部右回旋時に動きにくさはあるが痛みないと言う点から、ギックリ腰ではないと判断する。

 

腰部は、体の動作に重要な役割を果たしている部分なので、痛みを我慢して動かしていると、状況が深刻化しやすい。

 

したがって、初回施術はまず全身の骨格的バランス調整を行い総合的に判断した。

 

調整後は、腰部右回旋の可動域が広がるが、前かがみの姿勢になると左腰部に引っ張り感と痛みを感じる状態。

 

「引っ張り感」と言う症状から、座位にて左腰部の筋肉の動きを観察すると、健側の右と比べ動きが少ない状態。

 

左腰部の筋肉の動きを悪くしているのは、腰方形筋と判断し温熱療法(ライズトロン)により血行促進を促すと、早期回復が期待できると判断する。

 

ハイボルト施術を行うと、1回の調整で前かがみ姿勢の可動域が広がり、3回の施術で痛みと引っ張り感は解消された。

 

その後、計6回で症状は治まり、趣味である車の整備もできる状態まで回復したので卒業し3週間毎のメンテナンスで通院中。

 

以上の事を踏まえると、痛みを訴える状況と、触診時の体の状態から原因を特定し、施術を行うことが重要である。

 

健幸整骨院